Ｚ３４のタイロッドエンドです。
亀裂が入っています。
ステアリングタイロッドエンドはボールジョントになっていてグリスが入っている部分を
ゴムブーツで覆っていてゴミや水分が入るのを防ぐようになっています。
車検でよく見かけるブーツの亀裂や破れは経年劣化によりおきますがそのまま放置
していると異物が混入してボールジョイントを痛めしまいます。
作業は比較的簡単なので早速交換です。
割ピンとナットを外してボールジョイントセパレーターでナックルからタイロッドエンド
を外します。
ブーツはマイナスドライバー１本で外れます。
汚れたグリスを清掃してボールジョイント部分に新しいグリスを塗って
新しいブーツがこちら Ｚ３４用は大野ゴム製 ＤＣ－１５３０
左が亀裂の入った古いブーツ 右がＤＣ－1530新品です
ブーツに傷を付けないようにソケットやパイプで軽く圧入です。
車種によってはリング固定タイプのあります。
あとはナットを締め付けて割ピンを新品にして作業終了です。
ナックルとボールジョイントの切り離しだけが少し難しいでしょうか？
簡単な作業とはいえ適合する部品の手配とリフトアップなどを考えるとＤＩＹでは
難易度は高いかも知れませんので
当店へお気軽にお問い合わせ下さい。
