2月に入り雪溶けも進んで来たな~と油断していたら、今夜から大荒れの模様ようで・・・これが今年最後にして欲しいものです。
春ももうすぐそこまで来ている気配がします。
本日はGRBインプレッサの
ウィークポイント、パワステポンプからの異音&オイル漏れ修理です。
カバーを外すとパワステポンプが見えてきます。
大きなプーリの奥が今回の主役パワステポンプです。
ベルトとホースを外して、パワステポンプをブラケットごと取り外します。
ブラケットはボルト3本で止まっているだけなので、コツをつかめば簡単に外れてきます。
エンジンブロックの上に、パワステオイルがたっぷりと溜まっているのがわかるでしょうか?
タイミングベルトカバー内部にはほとんど入っていないようですので、キレイに清掃します。
エンジン側がキレイになったところで、パワステオイルのリザーブタンクやホース内部も清掃しておきます。
切り子や不純物が残っていては、せっかくポンプを交換しても同じ症状を繰り返してしまいますので、入念に。
では、パワステポンプ本体の交換に取り掛かります。
向かって右側がプーリーとブラケットが付いた状態のパワステポンプです。
左はリビルトのパワステポンプです。純正新品よりは格段に安く手に入ります。
ホースジョイントや銅ワッシャーも付属しています。
プーリとブラケットを新しいパワステポンプに組み込みました。
古いパワステポンプから取り外し清掃して組み込んだ状態です。
あとは元通りにエンジン側に組み直して、ベルトを取付て作業の大半が終了です。
キレイになりました。これでパワステオイルの焼ける臭いも解消されます。
水平対向エンジンはエンジン下にエキゾーストマニホールドがある構造上、オイルが漏れるとオイルが焼ける臭いが充満して不快ですよね。
パワステオイルを入れてエア抜きをして、ハンドルの右に左に何度も切り返します。
異音も無くスムーズにパワステが効いているのを確認して、リザーブタンクの油量を確認します。
パワステポンプの異音は、GRBインプレッサにはよくある症状です。
エンジンの掛け始め冷間時にハンドル操作をすると「ウィーンウィーン」と異音が発生して、エンジンが暖まるにつれて異音が消えるのが初期症状です。
そのまま乗り続けると今回のような、末期症状となりますエンジン始動から常に異音がして、さらにはオイル漏れ。
今回はパワステポンプのみの交換で済みましたが、さらに放置しているとラックの破損で余分な出費も考えられます。
みなさん異常を感じたら早目の修理をおすすめします。